事例2 : 物流改善から長期的なコンサルティング支援に至った事例
―年商42億円の企業が250億円企業へ変貌！―
現状と課題
特定分野向け専門商社であるE社は、新しいビジネスモデルを成功させ年商を倍々ゲームで急伸させていました。ところが物流センターがその拡大に追いつけずにマヒしていまい、誤出荷が頻発するだけでなく、連日夜９時過ぎまで業務を行っても、当日出荷予定の荷物が翌日以降に積み上がってしまう状況に陥ってしまったのです。
改善計画と実施
そこでCBCでは外部コンサルタントとして物流現場に入り、商品セグメント別業務フローの見直しからスタートして、現場の倉庫レイアウト・在庫管理・入出荷作業の見直し、さらには営業・仕入購買・物流セクションの役割分担と全体オペレーションの抜本的な改革まで、集中的に業務改善を実施しました。
改善効果
その結果、約4カ月後にはスムーズに物流業務が流れるようになり、誤出荷が激減しただけでなく、現状で取扱量が最大化しても午後6時に当日出荷が完了出来る体制を構築することが出来ました。
この時期、E社は急成長期に入っており、年商40億円台から1年で60億を超えその後90億、100億台と1年毎に数10％以上の成長が見込まれる状況でしたので、物流体制の整備はE社のその後の命運を握っていたと言って過言ではないでしょう。
<その後の経緯>
その後同様の手法にて、E社の他の2か所の物流センターの業務改善を推進した後、全社物流販売トータル情報システムの構築に、プロジェクトの主要メンバー(4名の中の1名)として参画し、業界屈指の情報システム構築とその導入支援を行いました。
さらにその後すぐE社の株式公開の支援にはいり、中期経営計画の策定から経営管理体制の構築、そして全社業務改革会議の主催(CBCが議長として運営)、及び営業・開発部門改革、階層別教育研修の実施…と全社改革を継続的に進めました。
その結果E社はスタート時には42億円強の年商でしたが、約12年のコンサルティング支援を通して、250億円強の企業に変貌することになりました。
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